はじめに:「MRって、なんかカッコよくない?」

「医療業界の営業(MR)って、白衣の先生相手に仕事してて…正直ちょっとカッコよく見える。」
でも調べてみると――
医療業界の営業って、“華やか”どころか責任の重さがケタ違い。
同じ営業でも、僕がやっている部品営業とは“世界が違う”と感じました。
この記事では、現役の部品メーカー営業として、
「製薬営業(MR)って実際どうなの?」を年収・離職率・やりがい・ノルマなどあらゆる面からリアル比較していきます。
👉まず、僕の仕事であるルート営業のリアルな実態も合わせて読むと、比較がより分かりやすいです。
MR(製薬営業)はどんな仕事?【仕事内容と本質】
MR(Medical Representative)は、製薬会社に所属し、医師や薬剤師に医薬品情報を提供する営業職。
仕事の目的は「薬を売ること」ではなく、医師が正確な治療判断をできるようサポートすることです。
つまり「営業=ゴリ押し」とは真逆。
医療知識・データ理解・倫理観・信頼性がすべて。
医療現場の“参謀”としての立ち位置に近いです。
【図解①】営業4業界の特徴マップ|安定性×プレッシャーで比較
👇まずは4業界の“キャラの違い”をざっくり見てみましょう。

MR=高収入×責任重い、部品営業=安定型、IT=変化型、不動産=数字勝負
【徹底比較】部品・製薬(MR)・IT・不動産営業のリアルな違い
商材・顧客・難易度の違い
| 項目 | 部品営業 | 製薬営業(MR) | IT営業 | 不動産営業 |
|---|---|---|---|---|
| 商材 | 機械・部品 | 医薬品・情報 | システム・SaaS | 住宅・土地 |
| 顧客 | 技術者・購買 | 医師・薬剤師 | 法人(情シス・経営層) | 個人・法人 |
| 商談内容 | コスト・納期 | 治療・エビデンス | 技術課題・コスト | 法律・契約・感情 |
| 難易度 | 技術+価格交渉 | 医療知識+信頼 | 提案力+課題解決 | メンタル+ノルマ |
ノルマ・年収・離職率をデータで比較
| 指標 | 部品営業 | MR | IT営業 | 不動産営業 |
|---|---|---|---|---|
| ノルマ | 売上・数量 | なし(信頼重視) | 案件・売上 | 契約件数・売上 |
| 平均年収 | 約400〜600万円1 | 約600〜800万円(大手1,000万超)2 | 約472〜478万円(30代で500〜600万)3 | 約578万円(中央値)4 |
| 離職率 | 約15〜20%5 | 約10%(大手2〜5%台)6 | データ不明(流動性高) | 約13〜15%/新卒3年内34%7 |
💡関連記事:IT営業のリアル|数字より“変化”がしんどい理由
MR(製薬営業)の年収・離職率はどれくらい?【最新データ】
📈 平均年収:600〜800万円
(大手外資では1,000万円超も)2
📉 離職率:全体で約10%、大手はわずか2〜5%台6
👉 製薬業界は“安定と収入のバランス”が取れた人気職。
参考:doda職種別平均年収(2024年版)・厚労省「業種別離職率統計」ほか
一般営業平均年収:458万円(国税庁8)
IT営業:472〜478万円(doda3)
不動産営業:中央値578万円、離職率13〜15%(厚労省7)
営業職4業界の年収×離職率をグラフで比較
📊数字で見ると、MRの「安定と高収入」のバランスが際立ちます。

年収と離職率の関係を可視化。MRは高収入&低離職率、部品営業は安定型。
MRと部品営業の本質的な違いを現役目線で解説
部品営業は“泥臭い信頼型”
毎日エンジニアや購買担当と顔を合わせ、
「納期どうします?」「コストもう少し…」
と調整を重ねる、現実的・関係重視の営業。
MRは“医療現場の参謀型”
医師・薬剤師に正確な情報を伝える。
「間違った情報=医療事故」になるため、
信頼と正確性に命を懸ける仕事。

「自分も“信頼第一”で働いてきたけど、MRのプレッシャーは正直ケタ違い。
胃が弱い自分には無理かもしれません(笑)」
営業職のノルマ文化・働き方の違いを比較
- 部品・IT・不動産営業:数字・契約・売上プレッシャーが基本。
- MR:ノルマはあるが“信頼と情報の正確性”が評価の軸9。
どんな人がMRに向いている?やりがいの違いを解説
| 業界 | 向いている人 | やりがい |
|---|---|---|
| 部品営業 | 地道・安定志向 | 信頼が積み上がる実感 |
| MR | 責任感・正確性重視 | 医療に貢献できる誇り |
| IT営業 | 好奇心・変化好き | 成長・市場価値アップ |
| 不動産営業 | 稼ぎたい・タフ | 成果が数字で返る快感 |
👉不動産業界のリアルはこちら:不動産営業現場で聞いた“ノルマ地獄”の実態
まとめ|どの営業も“信頼”が本質【結局は向き・不向き次第】
- MR:高年収&安定だが責任重すぎ
- IT・不動産:チャンスは大きいが離職率も高め
- 部品営業:泥臭いが堅実で信頼を積み上げる仕事
どの営業にも“向き・不向き”がある。
大事なのは「どんな環境なら自分が輝けるか」を知ることです。
MR・営業職に関するよくある質問(FAQ)
Q1:MRって理系じゃないと無理?
→ 医学・薬学知識は必要ですが、入社後研修で学べます。実際は文系出身のMRも多いです。
Q2:MRは営業未経験でも転職できる?
→ 可能です。医療業界未経験でも、誠実な対応・情報整理力が評価されます。
Q3:MRの仕事って“きつい”って本当?
→ 体力・精神的なプレッシャーは確かに強めです。医師対応や情報管理の責任が重く、夜間対応や学会出張もありますが、その分リターン(年収・安定性)も大きいです。
Q4:MRの将来性は?AIに代替されない?
→ 現状、AIで医師との信頼関係を代替するのは難しいです。
医療現場での「対話・倫理・信頼構築」は人間にしかできません。
ただし、データ活用やオンライン面談力が今後評価される時代に変わっています。
Q5:MRと一般営業、どちらが向いているかの見極め方は?
→ 「論理的に話すのが得意」ならMR、「関係構築・雑談が得意」なら部品・不動産営業の方が合います。
一度キャリアアドバイザーに“適性”を見てもらうのもおすすめです。
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「どの営業も“泥臭さ”の中に誇りがある。
僕は部品の世界で信頼を積み重ねる道を選びました。」


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