
ルート営業って楽そうだよね。
──そう思われがちな仕事です。
でも、実際に現場に出てみると、想定外の出来事に1日が振り回されるのがリアルです。
たとえば朝イチで出発したのに、電話が立て続けに鳴る。
訪問先ではなぜか工場に案内され、予定がズレる。
気づけば昼はコンビニの車中飯、帰社は18時過ぎ…。
それが「普通」のルート営業です。
求人票に載っている“理想のスケジュール”と、
現場で動く“現実のスケジュール”のギャップは想像以上。
この記事では、現役ルート営業の僕が1日の流れをリアル公開しつつ、
「なぜ予定通りにいかないのか」「それでも続けられる理由」まで、
データと体験談を交えて徹底解説します。
この記事でわかるルート営業のリアル
- ルート営業の“理想の1日”と“現実の1日”の違い
- 予定通りにいかない原因と、現場でのあるある
- 柔軟に動くための小さなコツ(訪問順・調整力など)
- 不確実さを楽しめるようになるまでの成長過程
- 現役営業マンが感じた“続けられる理由”

「予定外だらけ」な毎日を、どう楽しむかが営業の腕の見せどころです。
ルート営業の1日の流れを図解で解説【理想パターン】
まずは、求人情報によくある「理想のスケジュール」を見てみましょう。
理想のスケジュール例:
- 8:30 出社・メールチェック
- 9:00 出発(今日は3件訪問)
- 10:00 A社訪問
- 11:30 B社訪問
- 12:30 昼休憩
- 14:00 C社訪問
- 16:00 帰社・事務処理
- 17:30 退社
うん、完璧。
これなら毎日定時退社できて、心にも余裕ができます。
ただし、これは**“理想”であって“現実”ではありません。**

求人票に書いてあるスケジュール、信じすぎると痛い目見ます(笑)
📊 理想 vs 現実:ルート営業の1日

求人票に書かれた“理想の1日”は、だいたい幻想です(笑)
現役営業が語るルート営業の1日【リアルスケジュール公開】
では、僕が実際に経験した“現実の1日”を再現してみます。
- 8:25 出社 → メール50件、急ぎの見積もり依頼あり。絶望
- 9:30 出発 → 急遽ルート変更、B社から先に回ることに
- 10:00 B社訪問 → なぜか製造現場に案内され、40分拘束される
- 11:20 A社へ移動 → 道中で電話3件。途中で会社に折り返し
- 11:50 A社到着 → 担当不在。お茶だけ飲んで5分で退出
- 12:30 昼食 → 近くに店がなく、車中コンビニ飯
- 13:30 C社訪問 → 納期トラブル対応で30分謝罪+社内調整
- 15:00 帰社 → 直帰しようとしたら、上司から「今いい?」
- 15:30 社内打合せ → 予定外の会議がぶち込まれる
- 17:00 報告書&メール返信 → 終わらない
- 18:20 退社 → はい、残業確定です
「予定は未定」とはこのことですね。
データでわかるルート営業の理想と現実のギャップ
「営業職=定時帰り」は幻想に近いです。
厚生労働省の調査(令和6年就労条件総合調査)によると、
日本企業の年間休日数は平均112.1日、
1日の所定労働時間は7時間48分と報告されています。
一見、働きやすい環境が整っているように見えますが、
営業職では顧客対応やトラブル対応が発生しやすく、
この“所定内”で終わることはほぼありません。
実際、メーカー営業では月20〜30時間程度の残業が発生するケースも多く、
doda「職種別平均年収ランキング2024」では、
営業系全体の平均年収が約470万円(製造業営業は約450万円)とされています。
数字上は安定して見えても、時間的コストは高い職種なんです。

定時って「帰っていい時間」じゃなくて「帰れたら奇跡の時間」です(笑)
ルート営業が予定通りにいかない4つの理由
ルート営業が“既存のお客様を回るだけ”と思われがちな理由は、
この4つを知らないからです。
① 相手に左右される
訪問先の担当者が急に不在、予定が延びるなんて日常茶飯事。
「約束してたのにいない」は営業あるある。
② 話が長い(良い意味でも悪い意味でも)
仲良くなるほど雑談が増える。
「ついでにこれも聞きたいんだけど…」が止まらない。
③ 社内対応が意外と多い
他部署から「ちょっと聞きたい」が定期的に飛んできます。
設計・品質・製造、どこからも呼ばれる。
④ 電話対応が多い
運転中に鳴る→SAで折り返し→予定再調整、の繰り返し。

5分前にかけてきた人が折り返しても出ないのはなぜなんでしょう(笑)
それでもルート営業を続けられる理由
じゃあ、なんで僕が続けているのか。
それは、**“不確実さを楽しめるようになったから”**です。
- 毎日ちょっと違うから飽きない
- 上手く立ち回れた日は達成感がある
- 担当者と笑い合える瞬間がある
柔軟に動けたとき、ルート営業の面白さを実感します。
たとえば、午前が早く終わった日に午後の訪問を前倒ししたら、
たまたま設備トラブルが起きていて「今来てくれて助かった」と言われた。
それをきっかけに関係が深まり、大型案件にも繋がりました。
ルート営業の訪問順にもコツがある【効率アップ術】
ルート営業は「順番の工夫」で効率が大きく変わります。
- 朝イチは話が長くなるA社を先に回る
- 午後しか担当がいないB社は後回しに
- コンビニが少ない地域は先に弁当を買う
地味だけど、この“段取り力”が成果と残業時間を左右します。
たまに訪れる“奇跡の日”とは?【スムーズな1日の流れ】
すべてが完璧に回る奇跡の日もあります。
- 訪問3件がすべてスムーズ
- トラブルゼロ&問い合わせゼロ
- 帰社したら上司が直帰してて「もう上がっていいよ」
帰りの車で「営業って最高か?」と思う、そんな日。
頻度は年に数回。でも、その数回があるから続けられます。

早く帰れた日は何するか迷って、結局いつもの時間に家着いてます(笑)
新人ルート営業時代のリアルな失敗談
配属当初はルートもわからず、1日2件回るのが限界。
地図アプリを見ながら迷子、アポなしで怒られ…そんな日々。
でも、先輩に「まずは行ってみろ。会えばなんとかなる」と言われ、
とにかく失敗しながら学んできました。
今では「午前に◯社、午後は△社で調整」と感覚で動けるように。
やっぱり現場経験って大事です。
まとめ|予定通りにいかないけど、それがルート営業のリアル
理想のスケジュールはあっても、現実は思い通りにいかない。
でも、その中で柔軟に動き、信頼関係を築いていくのがルート営業です。
厚労省の雇用動向調査(令和5年)によると、
全職種の離職率は15.4%。営業職はそれを上回る傾向にあり、
「人との関わり」がやりがいになる一方で、
プレッシャーを感じやすい職種でもあります。
現役の方──
今日も「思ったより時間かかったわ…」でした?お疲れさまです。
たぶん、みんな似たようなもんです(笑)
❓ルート営業のよくある質問【FAQ】
Q1. ルート営業は定時で帰れることもある?
A. ありますが、毎日ではありません。
厚生労働省の調査では、日本企業の平均残業時間は月20時間前後。
ルート営業は顧客対応や社内調整が多く、30時間を超えるケースもあります。
訪問件数やトラブル対応次第で波があるため、「定時の日もある」くらいの感覚が現実的です。
Q2. ルート営業は直帰できるの?
A. 会社の方針と訪問エリア次第です。
働き方改革の影響で直帰OKの企業は増えていますが、
メーカー営業のように社内調整や書類処理が多い職場では「基本帰社」がルールの会社もあります。
リクルートワークス研究所の調査では、営業職の約3割が直帰を活用しているとの結果もあります。
Q3. ルート営業の1日の訪問件数はどれくらい?
A. 一般的には1日3〜5件が平均です。
移動距離や打合せ時間にもよりますが、
BtoBメーカー営業では1社あたりの商談が長くなりがちで、
**「2〜3社で1日が終わる」**ことも珍しくありません。
新規営業のように数をこなすより、1件の質重視です。
若手ルート営業がキャリアを広げるための選択肢
「このままでいいのかな…」
そう感じた瞬間が、キャリアを見直すタイミングです。
僕も最初は“転職”という言葉に抵抗がありましたが、
市場価値を調べてみたら、
「意外と自分、通用するかも」と前向きに考えられるようになりました。

転職活動って、“辞める準備”じゃなくて“選択肢を知る準備”なんですよね。
今の環境に満足していても、
他社の条件を知るだけでも視野が一気に広がります。
特に20代・第二新卒のうちは、ポテンシャル採用枠が多いのでチャンス大。
🏢 おすすめ転職エージェント
UZUZ(ウズウズ)|第二新卒・20代特化型
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僕も友人の紹介で知りましたが、
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