はじめに
結論:食品営業は“体力仕事×人間関係仕事”の両立がキツイ。
でも、その分だけ“現場で信頼を勝ち取る達成感”が確かにある。

「食品業界って営業がキツイってマジ?」
就活中、就職サイトを眺めていたとき、そんな声を何度も目にしました。
たしかに“食品営業は激務”という噂、ネットでもよく見かけます。
でも、「実際に何がそんなに大変なの?」というリアルな部分までは見えてこない。
そこで今回は、実際に食品業界で営業をしていた先輩の話をもとに、ルート営業のリアルな働き方を深掘りしていきます!
この記事から分かること
- 食品業界のルート営業の仕事内容と激務ポイント
- 現場で感じた“やりがい”と向いている人の特徴
- 他業界との違い・キャリア・年収のリアル
食品業界の営業とは?ルート営業の仕事内容と1日の流れを解説
食品業界と一口に言っても、扱う商品や客先のタイプによって営業の仕事は大きく違います。
ただ、基本的な流れはこんな感じです👇
- 取引先(スーパー・飲食店・給食会社など)をルート訪問
- 既存商品の受注・納品・補充
- 新商品や季節商材の提案
- 売場チェック・陳列交渉・棚替え対応 など
いわゆる「ルート営業」なので、新規飛び込みは基本なし。
でもそのぶん、1件あたりの関係性が濃く、訪問件数が多いのが特徴です。
さらに「配送+営業」を兼ねるケースも多く、冷蔵トラックに乗って納品しながら商談する日もあるそうです。

先輩いわく、「運転・筋トレ・雑談・提案、全部こなす“何でも屋”みたいな日々だった」とのこと(笑)
🖼 食品業界のルート営業1日のスケジュール

食品営業が激務と言われる5つの理由【経験者が語るリアル】
ネット上では「食品業界の営業はブラック」「やめとけ」といった声も多いですよね。
確かに、会社や業態によってはハードな環境になるケースもあります。
ただ実際には、業態・扱う商品・社風によって働き方は大きく異なります。
とはいえ、今回話を聞いた先輩いわく、「正直、楽ではなかった」。
ここからはその“リアルな5つの激務ポイント”を紹介します。
🖼 食品営業が“激務”と言われる理由5選

① 訪問件数が多く移動時間が長い
「1日に10件以上回ることもザラ。しかも1件ごとに納品+商談+棚チェックをやるので、移動中も休めない」とのこと。

スマホの万歩計が「お前ほんとに営業か?」ってくらい振り切れる日もあるそうです。
② 朝が早く生活リズムが崩れやすい
「日配商品(パン・お弁当・惣菜)を扱っていたときは、朝7時には納品先に着いてた」と先輩談。
特にスーパーや給食関連は“朝イチ納品”が必須。
業務内容によっては、朝5〜6時台に家を出る人も実際にいます。
③ 賞味期限・温度管理ミスが命取り
冷蔵・冷凍食品を扱う場合、納品ミスや温度管理ミスは即トラブル。
「“一度でも常温にしたら返品”とか普通に言われる世界」だそうです。
夏場は「冷凍うどんより先に自分が溶けそうになる」っていうリアルな恐怖もあったとか。
④ 繁忙期は残業・休日出勤が発生しやすい
年末年始・お盆・新商品発売前など、繁忙期はどの現場もフル稼働。
「年末の冷凍食品案件で、深夜まで冷蔵庫で作業してた記憶がある」と、ちょっと笑いながら話してくれました。
⑤ 人手不足で属人化しやすく休みにくい
納品・商談・商品手配…どれも1人で抱えることが多く、代わりが利きにくい現場も。
「休んだら翌日が2倍忙しい。正直、体調崩すのが怖かった」とのこと。
もはや、“体調管理=戦略”です。
📌 関連記事:
👉 [ルート営業がしんどい理由と救われた体験談7選]
激務の中でも感じた食品営業のやりがい3選
激務といわれる食品営業ですが、「それでも辞められなかった理由」もあります。
- 自分の提案した商品がバカ売れして棚を1列もらえたとき
- 納品に行くたびに「あなたが来ると助かるわ」と言われた瞬間
- チェーン店のバイヤーに「次のフェア、君に任せるよ」と言われたとき

「いつもは棚をお願いする側だけど、あの時ばかりは“棚を勝ち取った男”になった気がした」らしいです(笑)
食品営業に向いている人・向いていない人の特徴まとめ
✅ 向いている人
- 体力に自信があり、朝が苦にならない
- テキパキ動くのが得意で段取りが好き
- 人との距離を詰めるのが得意
❌ 向いていない人
- 暑さ寒さに弱い・体力がない
- 雑談が苦手で売場の人と話すのが憂うつ
- 指示待ちタイプで、自発的に動くのが苦手
📌 関連記事:
👉 [営業に向いてない人の特徴5選|全部当てはまったけど辞めなかった理由]
食品営業の年収・残業時間・キャリアのリアルデータ
- 年収:中小〜大手で差あり。平均は400〜550万円ほど
- 残業:繁忙期は月40時間超もあるが、平常期は20時間前後の会社も(doda調べ)
- キャリア:所長・営業企画・商品開発などへステップアップする人も多い
💡 関連記事:
👉 [ルート営業は本当に楽?経験者が語るメリットと意外な落とし穴とは]
まとめ:食品営業はきついけど誇れる仕事。リアルから学べること
食品業界の営業は、決してラクな仕事ではありません。
でも、“商品を運ぶ”だけではなく、提案・関係構築・現場で信頼を得るというやりがいがあります。
🗣 名言(ちょっとグチ混じり)
「もう一度やるかと言われたら……ちょっと考える。でも、やってきたことに後悔はない。」らしいです。(笑)
もしあなたが「体力と根性には自信あり。営業で成長したい」と思うなら、食品業界は挑戦する価値があるフィールドです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 食品営業は本当にブラックですか?
A. 会社や商材によります。日配・惣菜系は早朝勤務が多くハードですが、業務用卸などは比較的落ち着いています。
Q2. 食品営業の残業時間はどれくらい?
A. 繁忙期は40時間超もありますが、通常期は20時間前後の会社も多いです(doda調べ)。
Q3. 女性でも食品営業はできますか?
A. 体力仕事の側面はありますが、近年は分業化が進み、女性営業も増えています。提案力重視の会社も多いです。
食品営業を辞めたい人へ。後悔しない次の選択肢とは?
ここまで読んで、「食品業界の営業、やっぱり自分には合わないかも…」と感じた方もいるかもしれません。
実際、先輩も「もう一度やるかと言われたら…考える」と言っていた通り、体力・気力・気遣いの三拍子が求められる仕事です。
でも、焦って転職する必要はありません。
大切なのは、「自分に合う働き方」を見つけること。
▶ もし“今の働き方に違和感”を感じているなら
たとえば、「もっとホワイトな環境で営業したい」「別業界の営業も見てみたい」と感じる方もいるはず。
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👉 [メーカー営業からの転職先7選|おすすめの業界と後悔しない選び方]
※実際に営業として働いてきた視点で、“転職後に後悔しない選び方”をまとめています。
📌 出典・参考データ
- 厚生労働省「賃金構造基本統計調査(2024年版)」
- doda「平均残業時間ランキング(2024年)」


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