はじめに
「営業職はAIに取って代わられる」
「これからの時代、人よりAIのほうが営業に向いている」
…そんなフレーズ、SNSやニュースで見かけることが増えました。
正直、僕自身も一瞬ヒヤッとしたことがあります。
「このまま営業職に居続けて大丈夫なのか?」と。
でも――
実際に現場で日々動いていると、「AIに代わる部分」と「どう考えても人間じゃないと無理な部分」が、はっきり見えてきます。
この記事では、「営業=AIに奪われる仕事」という不安に対し、**現役営業マンとして体験してきた“人間営業の価値”と、“AIにできない現場のリアル”**を本音で語ります。
この記事で分かること
- AIが得意な営業と、人間にしかできない営業のリアルな違い
- 営業の現場で感じた「AIの限界」
- これからの営業マンに本当に必要なスキルや考え方
1. AIで置き換えられる営業、置き換えられない営業【現場実感】
◆ 「AI化」で“楽になった”部分
正直に言います。
事務的な作業、データ入力、定型の見積作成…このあたりはAIやシステムが激強い。
「発注書を毎日手書きしていた時代は何だったんだ…」とすら思います。
実際、僕の会社でも“見積書自動作成ツール”や“顧客管理AI”の導入が進んでいます。
手間のかかるルーティン業務は、AIやシステムにお任せでOK。
これ自体はむしろ歓迎すべき変化。

私の会社でも自動化が一種のブームと化しています。
◆ 「人間じゃないと無理ゲー」な仕事が残る理由
ただし――
AIがどれだけ進化しても、“人の心”を相手にする仕事は絶対に残ると感じます。
【体験談1】
たとえば、工場のライン停止トラブルが発生した時。
顧客から「今日中にどうにかして!」と緊急コール。
システムなら「納期:明日以降」と機械的に返すだけですが、
“本音で相談された空気感”を読み取り、社内を走り回って何とか対応したことが何度もあります。
「〇〇さん、今日もありがとう!」
この“今日も”の一言に、信頼の積み重ねが詰まっているんです。
営業の現場ならではの“信頼関係”の築き方については、
ルート営業で感じた、顧客との信頼関係構築のコツ
で体験談とコツを詳しくまとめています。
◆ SNS引用
2. “空気を読む”――AIに一生たどり着けない力
◆ 雑談こそ営業の真骨頂
営業って、商品の説明や値段交渉だけじゃないんです。
“何気ない雑談”が商談につながることも多い。
【体験談2】
ある時、商談の冒頭でお客さんの机の上にある漫画本の話で盛り上がりました。
そこから一気に距離が縮まり、「実は新しい案件があるんだけど…」とポロッと本音が。
こんな“雑談力”は、AIどころか人見知りの僕ですら何とか生きていける武器。
他にも「営業って本当に雑談ばっかりなの?」と気になる方は、
ルート営業の1日を図解で解説!でも現実はコレです
をチェックしてみてください。現場のリアルなスケジュールも暴露しています。
◆ “空気”を感じて先回り
お客さんが“直接言わない不満”や“察してほしいサイン”に気づけるのは、現場の人間だけ。
AIは質問には答えてくれるけど、「なんか今日、雰囲気違うな?」みたいな微妙な空気は一生キャッチできません。
【体験談3】
一度、商談中にお客さんがやたらと時計を見ているのに気づき、「この後予定あります?」と尋ねたら、「実はこの会議、今日じゃなくても良かったんだよね…」と。
柔軟に日程変更して、逆に信頼感UP!
3. トラブル・イレギュラー対応は“人間営業”の独壇場
◆ マニュアル通りじゃ終わらないリアル
納期遅れ・商品不具合・発注ミス…。
どれも現場では日常茶飯事です。
【体験談4】
先日、部品がどうしても間に合わず、お客さんが激怒。
正直、AIなら「ご迷惑おかけして申し訳ありません」としか返せません。
でも僕は、「今日、直接お伺いしてお詫びしたいです」と、猛ダッシュで現場へ。
謝罪後、「正直、人の顔見て話すだけでだいぶ気が済んだ」と言ってもらえました。
◆ 関係者を“巻き込む・なだめる”人間力
イレギュラー時には、社内外でたくさんの人と調整。
メールでは伝わらないニュアンスを、電話や対面で必死に伝える毎日です。
【体験談5】
どうしても納期を前倒しできない時、
「自分の失敗ですが、できる範囲で全力でフォローします」と頭を下げ、別案件の優先順位を調整。
その熱量にお客さんが「今回は仕方ないよ」と折れてくれる――
これが“人間営業”の底力。
こういった失敗談も実は営業の“やりがい”に直結してます。
詳しくは 営業に向いてない人の特徴5選|全部当てはまったけど辞めなかった理由
の体験談パートでも語っています。
◆ SNS引用
AIは営業の大きな味方となってくれます。
4. “信頼の積み重ね”はAIでは絶対に作れない
◆ “人”にしか生まれない関係性
リピートをもらえるのは、「安いから」や「早いから」だけじゃない。
**「あなたに頼みたい」**という信頼が最強の営業スキルです。
【体験談6】
以前、別の会社の方が「前職であなたに助けてもらったから」と新規案件を持ってきてくれたことがありました。
“個人の信頼”が仕事を生む瞬間は、数字以上に営業冥利に尽きます。
◆ 小さな積み重ねが未来をつくる
- クレーム対応後のちょっとした一言
- 書類の不備をこっそりカバー
- 季節ごとの挨拶メール
こういう“目に見えない気遣い”が、やがて大きな仕事につながることも。
◆ 顧客からもらった“忘れられない一言”
「他社の見積は確かに安かった。でも、あなたの方が“ちゃんと相談に乗ってくれる”から、今回もお願いしたい。」
この一言をもらった時、
「営業やっててよかった…」と、心から思いました。
“営業のやりがい”やモチベーションが気になる方は、
メーカー営業の“本当のやりがい”はここにあった!現役2年目が語る5つの意外ポイント
もぜひどうぞ。数字以外のやりがい体験をまとめてます。
5. AI時代でも“人間らしさ”を武器にする営業マンになるには?
◆ 「型」だけじゃなく「人間味」を出せ!
これからの時代、AIで済む作業はどんどん増えます。
でも逆に、“人間らしさ”を磨く営業マンの価値は爆上がりです。
- 雑談力や空気を読む力
- 誠意を持った失敗対応
- 自分らしいキャラや価値観
AIにできない“熱量”や“温度感”こそが、これからの武器!
◆ これから営業を目指す人・今悩んでいる人へ
もし今、「自分はAIに負けるんじゃ…」と悩んでいるなら、
“人間にしかできない営業”を突き詰めてみてください。
- お客さんと「対話」する
- 本音を引き出す
- 予想外の出来事にも泥臭く立ち向かう
この“泥くささ”がある限り、営業職は絶対になくならない。
まとめ:営業はAIに奪われるか?――答えは“NO”、ただし“人間らしさ”がカギ
AIはどんどん賢くなります。
でも、人間営業の「リアルな強み」は絶対になくなりません。
- 空気を読む力
- 雑談で築く信頼
- イレギュラーを乗り越える粘り強さ
- “あなたにお願いしたい”と言われる関係
営業という仕事には、数字に表れない“人間力”の面白さ・やりがいがたくさん詰まっています。
最後に一言
「AIが怖い」「このまま営業を続けていていいのか不安…」
そんな風に感じた時は、一度キャリアのプロに相談してみるのも大切です。
僕自身も、迷った時は「誰かに話を聞いてもらうだけ」で一歩前に進めました。
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