新人は手取り足取り教えてもらえると思ってたのに…

「ルート営業の新人って、先輩が横について全部教えてくれるんでしょ?」
――社会人になる前、僕は本気でそう信じていました。
だって就活の会社説明会や採用ページには、こう書いてあったんです。
- 「充実した研修制度」
- 「先輩社員がマンツーマンでサポート」
- 「安心して成長できます」
…が、現実はまさかの**“放置プレイ”**でした。
この記事でわかること
- ルート営業1年目で直面した新人教育ギャップのリアル
- 営業職が新人を放置しがちな背景
- 放置環境で生き延びるための実践的対策
- よくある新人営業の悩みとQ&A
教育ギャップ①|ルート営業 新人教育は想像より短期間で終了
想像していたのは、座学+同行営業で3か月かけてじっくり育成。
現実は、座学2週間+工場実習3か月で「はい、現場どうぞ!」でした。
しかもその後は一人で顧客訪問。右も左も分からないまま、お客さんの前に立たされる緊張感は今でも忘れません。
kengo「営業の初訪問、頭真っ白になって名刺だけ差し出して帰りたくなりました。」
地獄の3か月間の工場実習について気になる方はこちらをチェック!
教育ギャップ②|営業 新人 放置状態での同行営業は1回きり
配属後に先輩と同行したのはたった1回。
「じゃあ、明日から一人で回ってみて!」と言われ、そのまま独り立ち。
業務の流れも顧客情報も自力で集めるしかなく、メモよりも現場の空気感を掴む方がよっぽど難しい。
中には「自分で覚えた方が早いよ」と笑いながら言う先輩もいて、文化の違いを痛感しました。
教育ギャップ③|わからないことを聞きづらい“放置文化”
先輩はほぼ外回りで社内におらず、質問できるタイミングは限られます。
電話やチャットで聞いても「あとで」と後回しにされることも多く、結果として自分で判断して動くしかない場面が増えます。
その判断が正しいのか間違っているのかすらわからないまま進めるのは、精神的にもきつい。
教育ギャップ④|初納品でやらかす新人営業の洗礼
配属2週目、初めての単独納品で品番を見間違える痛恨ミス。
全く別の部品を持って行き、お客さんに苦笑いされました。
先輩に報告すると一言、「まぁ…そうやって覚えるんだよ」。
これがルート営業の“現場で覚える”文化なんだと実感。
(関連記事:ルート営業の1日を図解で解説!でも現実はコレです)
教育ギャップ⑤|クレーム対応も自己判断で乗り切るしかない
入社3か月目、納期遅れのクレーム電話が直撃。
社内調整の手順もわからないまま、自己流で工場と交渉。
なんとか納得してもらえたものの、胃の痛みはしばらく続きました。
こうした経験は確かに成長につながりますが、同時に新人のメンタルを大きく削ります。
(関連記事:ルート営業がしんどい理由と救われた体験談7選|辞めたい時の対処法)
なぜ営業職は新人放置になりがちなのか
- 営業は「現場の数字」が最優先
- ルート営業特有の「見て覚える」文化
- 「教えるよりやらせる」が美徳とされる風土
特に中小メーカーや地域密着型の企業では、教育マニュアルより現場経験を重視する傾向があります。
放置環境で生き残るための3つの対策
- 自分から同行をお願いする
自発的に「〇〇さんの訪問に同行させてください」と言えば、快くOKしてくれる先輩もいます。 - お客さんに教わる覚悟を持つ
顧客が業界の常識や製品知識を教えてくれることも多いです。 - 失敗は“早めに”共有して軌道修正
報告が遅れると被害が拡大します。ミスはスピード報告が鉄則。
(関連記事:ルート営業の志望動機の書き方|例文&採用担当が見るポイント)
kengo「正直、お客さんに救われた場面は数えきれません」
よくある質問(Q&A)
Q1. 営業の新人教育ってどこもこんな感じですか?
→ 中小企業やメーカー営業では珍しくありません。特にルート営業は「現場で覚える文化」が根強いです。
Q2. 新人放置=辞めたほうがいいですか?
→ 放置+数字詰め+孤立が重なる場合は要検討。ただし、相談できる人や顧客フォローがあるなら残って成長できる可能性大。
Q3. ルート営業は一人立ちまでどれくらいかかりますか?
→ 目安は半年〜1年。商品数や顧客業界の幅によって変わります。
まとめ|放置はきついけど、成長の近道になることも
理想と現実のギャップに戸惑う新人営業は多いですが、
放置環境でも自分から学びに行けば「一人で営業回れる」という武器を早く身につけられます。
放置は試練でもあり、成長のきっかけにもなり得ます。
受け身で終わるか、経験値に変えるか――決めるのは自分です。
【転職を考え始めた方へ】
もし「放置+数字詰め+孤立」の三重苦に当たってしまったら、無理して耐える必要はありません。
今の経験を活かせる職場を探すのも立派な選択肢です。
僕も一度は真剣に考えましたが、今なら“どんな環境が合うか”を冷静に判断できるはず。
転職エージェントなどを使って情報を集めるところから始めてみてください。



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