はじめに|営業職の離職率って、業界ごとに全然違う

「営業職ってすぐ辞める人が多いんでしょ?」
就活生や異業種の友人から、よくこう言われます。
たしかにネットやSNSには「営業=離職率が高い」という情報があふれています。
でも実際のところ、離職率は業界や営業スタイルによって大きく違うんです。
厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和5年発表)」によると、
全職種平均の3年以内離職率は 31.5%。
しかし、営業職を含む一部業界では 40%を超えるケース もあります。
同じ営業でも、証券会社とメーカー営業では働き方も離職率もまったく別物。
今回は公的統計や業界調査、現場の声をもとに、営業職の離職率が高い業界ワースト5を紹介します!お見逃しなく!
この記事で分かること
- 営業職の離職率が特に高い業界ワースト5
- 各業界の離職率と高くなる理由
- 営業職全体の平均離職率と他職種との比較
- 離職率が低い“安定営業職”の特徴
- 高離職率業界でも稼げる人の共通点と企業選びの視点
業界別 営業職の推定離職率(3年以内)

※厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」および業界別調査をもとに作成。
こう見るとやはり金融系・人材系などが上位を占拠していますね。
営業職の離職率が高い業界ワースト5(カウントアップ)
第5位:通信・訪問販売営業|離職率20〜25%の理由と現場の声
理由:短期成果型&クレーム多発
短期で契約を取る営業スタイルで、高いトークスキルと粘り強さが必要。
契約後のクレーム対応が営業担当に降りかかることも多く、精神的負荷が大きい。
X投稿①
通信や訪問販売のように営業方法が限られる環境は、ストレスの原因になりやすいです。
詳しくは → 新規営業とルート営業の違い|働き方と負担を徹底比較
第4位:不動産営業|離職率20〜30%の理由とリアルな日常
理由:契約単価は高いが競争も激しい
契約1本で数十万円〜百万円以上の歩合が入るため稼げる反面、競争は熾烈。
契約が取れない月は歩合ゼロ、基本給のみというケースも少なくない。
X投稿②
「成果型営業」のプレッシャーについては、こちらでも体験談を書いています
第3位:広告代理店営業|離職率20〜30%の理由と働き方の現実
理由:クライアントワークの激務
華やかに見える反面、納期前は徹夜も珍しくなく、精神的・体力的な消耗が大きい。
広告や提案型営業のように、創造力と労働時間が比例しやすい仕事は長期的に続けるための戦略が必要。
広告というおしゃれの裏側にはいくつもの屍があるのが伝わってきますね。。

広告というおしゃれの裏側にはいくつもの屍があるのが伝わってきますね。
→ 関連記事:ルート営業で感じた、顧客との信頼関係構築のコツ
第2位:人材紹介・派遣営業|離職率25〜35%の理由と給与事情
理由:ノルマ+売上依存型インセンティブ
求職者の辞退で売上ゼロになるなど、成果が安定しづらい。
売上に応じた給与体系ゆえに、収入の上下動が激しい。
現場の声
「月100万稼いだ翌月に20万。生活計画が立たない。」
第1位:証券・金融商品営業|離職率30〜40%の理由と壮絶な現場
理由:数字プレッシャー&長時間労働
1日数十件の電話営業や飛び込み、数百万円単位の商品販売。
数字が伸びないと強い叱責を受けることもあり、精神的負担が非常に大きい。

金融系に勤めている友人は僕の数倍はきつそうです。
証券営業について友達から聞いた体験談あります→証券会社の営業はノルマ地獄?メーカー営業との違いとリアルな体験談を暴露!
営業職全体と他職種の比較
| 職種区分 | 3年以内離職率 |
|---|---|
| 営業職(全業界平均) | 約33〜35% |
| 全職種平均 | 31.5% |
| 宿泊・飲食サービス業 | 49.7% |
| 生活関連サービス業 | 47.4% |
| 教育・学習支援業 | 36.0% |
| 製造業 | 24.9% |
→ 営業職全体は平均より高めですが、メーカー営業やインフラ営業は低水準。
離職率が高くなる共通要因
- 短期成果型ビジネスの負荷
厚労省の調査でも短期間で成果を求められる業種は離職率が高い傾向。
例:訪問販売・証券営業など。 - インセンティブ依存型給与
リクルートワークス調査では歩合給割合が高い職種は離職率が平均より5〜10ポイント高い。
月収変動が大きく、生活の安定を欠きやすい。 - 成果主義文化の強さ
日本証券業協会調べで、証券営業の退職理由1位は「過大なノルマ」。
同期の証券営業経験者も「未達だと会議室で名前を読み上げられる時間が一番キツかった」と語っていました。 - 労働時間の不規則さ
総務省統計によると、夜間勤務率が高い業種は離職率も高い傾向。休日・夜間対応が常態化しやすい。 - 顧客トラブルリスクの高さ
国民生活センター統計で、訪問販売や金融商品は相談件数が常に上位。クレーム対応が精神的負担になりやすい。
これから営業職を選ぶ人への注意点
- 数字の高さだけで判断しない
同じ業界でも企業によって働き方・評価制度は大きく異なる。 - 面接で聞くべきこと
ノルマ内容、評価基準、休日取得率、残業時間の実態。 - 将来性の確認
業界の市場規模やAIの影響度も要チェック。
まとめ|高離職率でも「稼げる人」はいる
離職率が高い業界=悪ではありません。
高負荷な環境でも成果を出せる人は、短期間で大きな収入や経験を得られるチャンスもあります。
重要なのは 「自分の価値観・体力・メンタル」と仕事内容が合っているかどうか です。
転職を考えるなら
もし今の営業スタイルや環境が合わず、転職を検討しているなら、離職率の低い業界やノルマなし営業も視野に入れましょう。
特に20代営業経験者は、未経験業界への転職でも採用されやすい傾向があります。
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