はじめに|営業職の“見えない格差”とは?
「営業=歩合給で稼ぐ」というイメージは強いですが、実は見逃せないのが福利厚生の差。
住宅手当、家族手当、資格支援――。これらは給与明細には大きく出ないものの、長く働くほど効いてくる“見えないお金”です。
同じ営業でも「メーカー営業」と「金融営業」では、福利厚生の“得する度合い”がまるで違う。
この記事では、僕が現場で見聞きしてきた実態やデータをもとに、営業職を**「福利厚生で得する営業/損する営業」**に分けて徹底解説します。
この記事で分かること
- 営業職の福利厚生ランキング(得する職種/損する職種)
- 各業界ごとの代表的な手当・補助内容
- 年間金額に換算するとどれくらい違うのか
- 就活・転職時に福利厚生を見極める具体的なチェックポイント
得する営業職ランキング
第1位:メーカー営業(大手)
メーカーは「安定×福利厚生の手厚さ」が売り。
- 住宅手当:月3〜6万円支給(地域差あり)
- 家族手当:配偶者・子ども1人あたり1〜2万円
- 食堂・社宅・寮:利用可能
➡️ 生活基盤を支えるサポートが手厚く、「実質的な可処分所得」が増えるのが特徴。
(関連記事:メーカー営業と商社営業の違いをわかりやすく解説)
第2位:商社営業(専門商社)
総合商社のような超大手は別格ですが、専門商社でも福利厚生は安定的。
- 住宅手当:月2〜4万円
- 資格取得支援:語学・貿易実務など
- 出張手当:メーカーより高いケース多め
➡️ 給与のベースはメーカーに劣る部分があるものの、資格手当や出張補助が厚いのが強み。
第3位:金融営業(銀行・保険)
金融業界は「見えないサポート」で支える傾向。
- 資格手当:宅建・FP・証券外務員などで月5千円〜1万円
- 住宅補助:月1〜2万円(地域や規模により差)
- 福利厚生倶楽部などの制度利用
➡️ 直接的な住宅手当は少なめですが、「資格で地道に積み上げる」形。
(関連記事:証券営業って地獄?現役の声を徹底調査)
条件次第:中小企業・外資営業
- 中小企業:住宅手当が無い会社もあれば、上限5万円まで出る会社も。
- 外資営業:福利厚生は薄いが「給与でカバー」の文化。
➡️ 「損か得か」は完全に会社次第。就活・転職時は求人票の“手当欄”を必ずチェックする必要あり。
(関連記事:ルート営業の将来性は?現役営業マンが語るリアル)
金額換算比較
福利厚生を住宅手当などで換算すると、実際の差は以下の通り。

- メーカー(大手):65,000円/月 → 年78万円
- 商社(専門):43,500円/月 → 年52万円
- 金融(銀行・保険):26,000円/月 → 年31万円
- 中小企業(平均):16,000円/月 → 年19万円
- 外資:15,000円/月 → 年18万円(給与高で補填)
📊 グラフ化すると一目瞭然で、「大手メーカー営業の圧倒的な得感」が見えてきます。
まとめ|“給料+福利厚生”で見極めよう
営業職の福利厚生は、給与以上にライフスタイルを左右する要素です。
大手メーカーのように住宅・家族手当で年100万円近い差が出るケースもあれば、中小企業でゼロに近い場合も。
「基本給の高さ」だけでなく、「福利厚生の手厚さ」まで見て比較することで、長期的な満足度が変わってきます。
就活・転職時に福利厚生を見極めるTips
最後に、実際に求人を見る時に役立つポイントをまとめておきます。
- 求人票で見るべき項目
- 住宅手当の有無&上限額
- 家族手当の支給条件(配偶者/子ども)
- 資格手当の対象資格と金額
- 退職金制度や企業年金の有無
- 面接で確認しても違和感がない質問例
- 「住宅手当は年齢や地域で変動しますか?」
- 「資格取得支援はどの範囲までカバーされていますか?」
👉 福利厚生は“将来の生活設計”に直結する部分。給料やノルマの有無だけでなく、ここを意識して選ぶと失敗が減ります。


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