
「法人営業と個人営業、どっちが楽なんですか?」
――これ、就活生からよく聞かれる質問のひとつです。
たしかに求人を見ても、どちらも「営業職」と書かれていますが、
実際に入ってみると仕事内容もストレスの種類もまるで別物です。
僕自身、メーカーの**法人営業(ルート営業)として働きながら、
同期が個人営業(保険・不動産・通信)**で数字に追われる姿を見てきました。
同じ“営業”でも、必要な体力もメンタルもまったく違う。
そして2年目になった今、ハッキリ言えます。
どっちも地獄。でも種類が違う。
🔍この記事でわかること
この記事では、法人営業と個人営業の**リアルな違い・向いている人の特徴・それぞれの“地獄ポイント”**を、現役営業マンの視点で解説します。
- 法人営業と個人営業の根本的な違い
- 向いてるタイプと苦しむタイプの特徴
- 両者のメリット・デメリットを体験談ベースで解説
- 「どっちが楽か?」の本音と判断基準
法人営業と個人営業の違いをわかりやすく比較
まずは特徴を図解で整理してみましょう👇
📊 法人営業 vs 個人営業 比較表

上の図の通り、法人営業は「調整型」・個人営業は「即決型」。
求められるスキルとプレッシャーの方向性がまったく違います。
📎 関連:【地獄とぬるま湯】新規営業とルート営業、体験してわかった“ガチの違い”
法人営業のリアル体験談|調整地獄と信頼勝負の日々
僕が担当しているのは産業機械と自動車業界。取引先はエンジニアや購買担当など、“会社対会社”の関係です。
一見スマートそうですが、実態は調整と根回しの連続。
見積書を出すまでに、社内で設計・生産・品質・購買・上司と5回はすり合わせ。
出した後に「納期2週間前倒しで」なんて言われたら、胃がギュッとする。

社内で10人調整しても、見積ミス1つで全部台無しって事もあります。。
法人営業は**「信頼」**で仕事が続く世界。
でも同時に、「一度のミス=信頼崩壊」というシビアなルールもある。
社内外の板挟みに耐えられる人には向いているけど、精神的にはかなり消耗します。
📎 関連:メーカー営業と商社営業の違いとは?
個人営業のリアル体験談|数字地獄と感情のジェットコースター
一方、同期S君(保険営業)は真逆の世界。
朝から晩まで個人宅やオフィスを回って**“一撃で決まるかゼロか”**の勝負をしている。
1日20件回って19件断られ、1件の契約で一気に報われる。
夜の居酒屋では「今日も地獄だった」と笑いながらも、月末になると急に神のように数字を出してくる。
S君:「地獄の中に光があるからやめられない。」
個人営業は行動量とメンタル勝負。
成果がダイレクトに給料へ跳ね返る反面、「売れない=即詰み」みたいな焦燥感が常にある。
📊 図解②:営業マンHPバー比較

どちらもHPゼロ寸前で缶コーヒーかエナジードリンク必須です。
法人営業と個人営業どっちが向いてる?タイプ診断でわかる適性
| タイプ | 向いてる営業 |
|---|---|
| 安定志向・計画派 | 法人営業 |
| 成果主義・行動型 | 個人営業 |
| 感情の波に強い | 個人営業 |
| 関係構築が得意 | 法人営業 |
僕は「人間関係ゲー」が得意なタイプなので法人営業派です。
数字のプレッシャーより、人とじっくり信頼を築く方が好き。
でも、同期S君は「行動量で殴るタイプ」。
ノルマをゲーム感覚で楽しんでいて、「法人は退屈すぎる」と言ってました。

営業は“どの地獄なら耐えられるか”で選ぶ職業ってことです。
📎 関連:営業に向いてない人の特徴5選|全部当てはまったけど辞めなかった理由
法人営業と個人営業どっちが楽?現役営業マンの結論
どっちが“楽”かは、「何にストレスを感じるか」で決まる。
- 社内政治・板挟みが苦手 → 個人営業の方がマシ
- 断られるのが苦手 → 法人営業の方がマシ
- お金を早く稼ぎたい → 個人営業向き
- 安定して続けたい → 法人営業向き
どっちがきつい?“精神的ダメージ”の種類が違う
法人営業は、**社内調整や納期トラブルなど“間接的ストレス”が多く、じわじわ削られるタイプ。
一方、個人営業は断られる・数字に追われる“直接的なダメージ”**が強烈。

法人営業は毒沼、個人営業はデスマッチ。どっちのHPバーが先にゼロになるかは人それぞれ。
営業職の離職率・残業時間の最新データ(2024年版)
厚生労働省「雇用動向調査(令和6年上半期・2024年)」によると、
一般労働者全体の離職率は8.4%、入職率は9.0%。
職種別では未公表ですが、民間調査では営業職は他職種よりやや離職率が高い傾向が見られます。
(出典:厚生労働省 雇用動向調査 令和6年上半期)
また、転職サービス doda の「平均残業時間ランキング(2024年)」によると、
全職種平均の残業時間は21.0時間/月(前年21.9時間から微減)。
営業関連職種では25〜30時間前後のケースが多く、
特に人材営業や広告営業では依然として残業時間が長い傾向があります。
(出典:doda 平均残業時間ランキング 2024)
こうしたデータからも、営業職は時間的・精神的に負荷が高い職種であることが読み取れます。
とはいえ、努力が数字で見える分だけ、**「やりがい」や「達成感」**を得やすい側面もあります。
まとめ|法人営業と個人営業で後悔しない選び方
- 法人営業:安定・信頼・長期戦。地味だが堅実。
- 個人営業:スピード・成果・感情戦。派手だが不安定。
- 向き不向きは「ストレス源」で決める。
どちらも数字の裏に人間ドラマがある。
営業の“地獄”を笑いながら語れるようになったら、一人前です。
💼 営業職として“次のキャリア”を考えるなら
「今の営業スタイル、自分に合ってるのかな?」
そう感じたら、一度プロにキャリア相談してみるのもアリです。
僕も2年目のとき、他業界の営業やIT職を調べる中で、
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結果、メーカー営業の経験が**“提案力・調整力”として高く評価される**ことを実感。
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❓FAQ:法人営業・個人営業のよくある質問
Q1. 法人営業と個人営業、どっちがきつい?
A. 精神的なきつさは個人営業が上。断られる回数とノルマの圧が強烈。法人営業は板挟みタイプのストレスです。
Q2. 給料はどっちが高い?
A. 個人営業は短期で高収入が狙える一方、波が激しい。法人営業は安定的です。
(参考:doda 職種別平均年収ランキング 2024)
Q3. 未経験ならどっち?
A. 教育体制が整う法人営業の方がスタートしやすいです。個人営業は実戦型で成果主義。
Q4. 向き不向きの見分け方は?
A. 数字勝負が好きなら個人営業、関係構築が得意なら法人営業。

営業の向き不向きは、“何を苦に感じないか”で決まる。


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