はじめに:「営業を辞めたい」は“甘え”じゃない
営業をやっていると、ふと

「自分、この仕事向いてないかも」
と思う瞬間、ありますよね。
数字、上司、社内調整。どれも頑張っているのに「何か違う」と感じる。
でも実際、“辞めた人たち”はどんな理由で会社を去っているのか?
そしてその後、後悔しているのか?
この記事では、厚労省データ+営業職アンケート+転職満足度調査をもとに
「営業を辞めた人のリアルな理由と転職後の姿」をまとめました。
営業職を辞めた人が増えている現実
「営業職って、離職率が高いって本当?」
――はい、数字を見てもその傾向は明確に出ています。
厚生労働省が公表している**「雇用動向調査(令和4年版)」によると、**
日本全体の平均離職率は14.9%。
つまり、100人いれば15人が1年以内に職場を離れている計算です。
一方で、日本労働調査組合が実施した「営業職の勤務意識に関するアンケート(2022年)」では、
20〜49歳の営業職543名のうち、
**「最近、退職を検討したことがある」と答えた人が69.6%**にのぼりました。

「辞めたい」と感じている営業職は、実に約7割。
もはや“辞めるかも”と思うこと自体が、珍しいことではない時代です。
📊 営業職の離職・退職検討率データ(2020〜2024)
(厚生労働省・日本労働調査組合データより作成)

実際、こうした“辞めたい気持ち”の裏には、ルート営業のような現場で起きているリアルな葛藤があります。
👉 詳しくは【ルート営業がしんどい理由と救われた体験談7選】で詳しくまとめています。

このデータ見たとき、ちょっとホッとしたんですよね。
「あ、自分だけじゃないんだな」って。
辞めたいと思う気持ちは、甘えじゃなく“自然な反応”なんです。
営業を辞めた理由ランキングTOP5
SalesZineの営業職アンケートによると、
「辞めたい・辞めた理由」は以下のような結果になっています。
📊 営業を辞めた理由ランキング(SalesZine調査より)
| 順位 | 理由 | 割合(概算) | コメント例 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 給料が安い | 32.4% | 「成果を出しても年収が上がらない」 |
| 2位 | 長時間労働・残業が多い | 30.1% | 「毎日21時退社で疲弊」 |
| 3位 | モチベーション維持が難しい | 29.4% | 「結果が出ない時に心が折れる」 |
| 4位 | 上司・人間関係 | 25%前後 | 「体育会系の圧がしんどい」 |
| 5位 | 将来性が見えなかった | 18% | 「何年続けても変わらない不安」 |
同じ“辞めたい”でも、「ノルマ」か「人間関係」かで原因は全く違います。
僕自身が体験した「メーカー営業と商社営業の違い」も、【現場の本音記事はこちら】で詳しく書いています。

僕も2年目の頃、「評価制度が上司に依存してる構造」が一番のストレスでした。「努力が数字でしか見られない」という世界、想像以上に削られます。
年齢・業界別で違う「辞めた理由」
マーキャリNEXT CAREER(20〜30代営業職対象)の調査によると、
56.3%の営業職が「今の職場でキャリアアップが見込めない」と回答しています。
年齢や業界によって、辞める理由にも微妙な違いがあります👇
📊 年齢・業界別で違う営業職の辞めた理由(マーキャリ調査+独自分析)
| 区分 | 主な辞めた理由 | コメント傾向 |
|---|---|---|
| 20代前半 | ノルマ・精神的ストレス | 「数字に追われる日々に耐えられない」 |
| 20代後半 | 昇給・将来性の不安 | 「キャリアが見えず転職」 |
| 30代以降 | 管理職・家庭との両立 | 「責任増加で燃え尽きた」 |
| メーカー営業 | 工場との板挟み・調整疲れ | 「社内政治に疲れた」 |
| 商社営業 | 競合多すぎ・スピード勝負 | 「成果を出しても報われない」 |

営業職の“辞めたい理由”って、突き詰めると「人」か「構造」。
僕はどちらかというと、後者(構造)で悩んだタイプでした。
転職後のリアル|後悔してる?それとも満足?
日本の人事部の調査によると、
**転職した人の約66%が「転職後の勤務先に満足している」**と回答しています。
営業職限定ではありませんが、傾向としては近いと考えられます。
また、転職会議の口コミ分析でも、
営業職を辞めた人の多くが「人間関係が楽になった」「精神的に安定した」と回答。
📊 図解④:転職後の満足度データ(営業職含む全職種)

一方で、僕の周りには“転職して人生が変わった”営業仲間もいます。
実際のリアルストーリーは【営業辞めて人生変わった?後悔と成功のリアル】で紹介しています。
営業を辞めて後悔しないために、考えるべき3つのこと
1️⃣ 辞めたい理由を“感情”でなく“構造”で分析する
→ 例:「上司が嫌」ではなく「評価制度が上司依存」など。
2️⃣ “辞める=負け”ではなく、“選び直す時間”と捉える
→ 立ち止まることもキャリア戦略の一つ。
3️⃣ 20代なら“やり直しが効く転職市場”を活かす
→ マーキャリやUZUZなど、若手営業職特化エージェントを使えば
「辞めたい気持ち」を“分析材料”に変えてくれる。
💡転職を考えているなら、まずは“相談ベース”で動こう
「転職=即決」じゃなくて、
**“自分に合う働き方を整理する”**のが先です。
UZUZのような20代特化型エージェントなら、
- 今辞めるべきか?
- 続けるとしたら何を変えるべきか?
そのあたりをフラットに整理してくれます。
まとめ:辞めた理由に、正解なんてない
営業を辞めた人の声を集めて分かったのは、
“辞める理由”より、“辞めた後どう生きるか”が大事だということ。
仕事を変えることは、逃げじゃなくて再スタートの選択。
そして、あなたが迷っている今も、
きっと次のステップへ進むサインなのかもしれません。


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